2015年1月6日火曜日

日本古代王族の婚姻系譜①


 浦和レッズレディース
 『Yahoo!天気・災害』
 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 Matのジオログ
 さいたま朝日WEB
 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦

 出典:柿本一征(かきもとかずゆき)・言語復原史学会正会員

 ≪日本古代王族の婚姻系譜≫

 日本古代史関係の本を読むと、随所に「系譜」の紹介が見られる。

 それは、多くの場合「異世代婚」である。

 異世代婚とは、自分のおば(父母の姉妹)との結婚、

 あるいは姪との(兄弟柿妹の娘との)結婚である。

 現実問題として、世代として自分の娘のみならず、

 孫の世代にあたる女性と結婚して子供を設けることはあり得るし、

 事実としてもそういうケースは少なからずあった。

 日本古代史の場合、

 ただ「娘の世代の女性」「孫の世代の女性」というのではなく、

 必ず、「姪」「甥、姪の娘」になっている(男性からみて)。

 他方、(これから解明していくように)

 《対婚》

  ━互いに相手の姉妹と結婚する(男性側からみて)形式がある。

   この場合は、

   全く別系統の氏族との関係というのではなく

   (そういう場合もあったろうが)、

   兄弟柿妹の相互間の息子、娘においてである。

   これは、言い換えると「いとこ婚」ということになる。

   男性側からみて、おじおばの娘との結婚が「いとこ婚」である。

   日本古代史にみられる「異世代婚」は、

   この「いとこ婚」のことだったのではないか━

 という着想のもとに、系譜の復原を試みてみると、

 どうやら現実問題として、

 古代の王族達はそういう婚姻形式を守り続けたようである。


 以下、

 《「いとこ婚」がおこなわれていた》

 という想定のもとに、古代王族の系譜復原を試みてみたい。

 なお、この論稿(以下、「本稿」と表現する)においては、

 ところどころ名乗りとしての地名や、

 相互の歴史的関係、史実を解明する場合もあるが、

 論述のポイントはあくまでも

 「結論としての婚姻関係」の解明である。

 と同時に、多少の論証を試みることはあっても、

 この点に主要な力点を置いているわけではない。

 従来の日本古代史解明

 (系譜の解明はその重要な一部分である)の弱点は、

 男子の系譜のみをみて、「妃は誰か」「母は誰か」をみないことである。

 本稿は、この点に力点を置いた、ということが出来ると思う。

 ただし、

 「異世代婚」「対婚」「いとこ婚」の

 原理的解明(あるいは論述)の課題については、

 別の難題であるから本稿は回避した。

 この点については小島信一「天皇系図」(新人物往来社)の中で、

 小島氏が自ら論じ、

 又文中に引用している吉野裕氏の解明が参考になった、

 ということと、仁賢6年9月条の鯽(原字は難しい文字)女の段や、

 その部分の岩波日本書紀の解説、それとギリシャ悲劇のモチーフが、

 これらのテーマをふんだんに扱っている

 (母や娘を妻にして子を生むなど…)などのことを

 指摘するだけにとどめる(これでは何のことか解らないであろうが)。

 なお、以下の系譜(の人物たち)は大部分、

 九州大陸ないし九州大陸出身の人物の系譜であって、

 奈良大和や畿内はほとんど無関係である

 (純粋に100パーセント無関係というのではない)から、

 副題を添えた次第である。


 ≪参考リンク≫

 『古代史獺祭
 『三国史記
 『三国遺事
 『三国遺事
 『電子大藏經
 『倭・倭人関連の朝鮮文献
 『朝鮮の歴史

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

0 件のコメント:

コメントを投稿